伊達政宗ゆかりの地、宮城での一押しスポットとは?

宮城県には、仙台藩初代藩主・伊達政宗のゆかりのスポットが多数あります。

今回はその中でも、ぜひ訪れてみたいおすすめのスポットをご紹介します。

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伊達政宗の御霊屋「瑞鳳殿」

伊達政宗は生前に自ら足を運び、経ヶ峰に自分の遺骸を葬るように遺言し、寛永13年(1636年)に亡くなりました。

瑞鳳殿は、仙台城の本丸跡と向かい合う経ヶ峰にある、伊達政宗の霊廟です。

政宗の後を継いで第二代藩主となった伊達忠宗は、政宗の遺言に従い、翌年に政宗の御霊屋を建立して瑞鳳殿と命名したのです。

国宝に指定されている桃山様式の絢爛豪華な建物は、戦争で焼失してしまったのですが、復元されて現在に至っています。

瑞鳳殿の周囲には、伊達忠宗の霊廟・感仙殿や伊達綱宗の霊廟・善応殿などの歴史的価値のある建造物や瑞鳳殿資料館もあり、一帯が「経ヶ峰伊達家墓所」として仙台市・指定史跡となっています。

瑞鳳殿資料館は瑞鳳殿の一部を再建して作った資料館で、発掘調査などで発見された貴重な資料が展示されています。

豪奢な建築物と伊達家に関する興味深い史料など、瑞鳳殿はぜひ一度訪れてみたい一押しのスポットです。

伊達政宗の居城だった「仙台城址(青葉城址)」

伊達政宗の騎馬像で有名な仙台城址(青葉城址)も、地元の人たちにも愛されているスポットです。

仙台城の築城が始まったのは関ケ原の戦い語の1600年で、1602年にはほぼ完成したとされています。

創建当時は徳川家の警戒を避けるために設けていなかった天守台は、現在では仙台市街そして太平洋まで眺望できるようになっています。

5月の新緑そして桜や紅葉も美しいことから全国から観光客が訪れており、また夜は仙台市街の夜景スポットとして親しまれています。

また2003年には近世を代表する城址として、国の史跡に指定されました。

仙台藩についての資料が9万点展示されている仙台市博物館も、ぜひ訪れてみたい場所の一つです。

仙台市博物館は、仙台城三の丸の跡地にあり、季節ごとに変わる常設展示のほか、特別展・企画展など見どころ満載となっています。

敷地内にある青葉城史料展示館のシアターでは、CG画像が仙台城をよみがえらせて伊達政宗が案内するといった凝った趣向で人気を集めています。

伊達政宗創建の「大崎八幡宮」

仙台総鎮守ともされる国宝大崎八幡宮は、奥州管領大崎氏によってこの地に遷祀され守護神とし崇敬した為、世に大崎八幡宮と呼ばれました。

大崎氏の滅亡後に、伊達政宗が居城の岩出山城内の小祠に御神体を遷し、仙台開府後に仙台城の北西(乾)の方角にあたる現在の地に遷祀されました。

大崎八幡宮の御社殿は、伊達政宗の命により慶長9年から数年をかけて、豊臣家召し抱えの当世随一の巨匠を迎え入れて造営されました。

神社の格式もさることながら、重厚で様々な意匠を凝らした建築様式は、その貴重さから明治36年に特別保護建造物に、そして昭和27年には国宝に指定されました。

大崎八幡宮も、一見の価値のある興味深いスポットとなっています。

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