伊達政宗の軌跡を辿る おすすめの観光名所とは?

宮城県仙台市には、独眼龍として有名な伊達政宗ゆかりの観光名所が多数存在します。

今回は、その中でも特に押さえておきたい、仙台市内での伊達政宗関連の観光名所をご紹介していきます。

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瑞鳳殿

伊達政宗の霊屋である瑞鳳殿は、国宝に指定されている絢爛豪華な桃山様式の建築で、現在では戦災焼失した箇所も復元されています。

政宗が生前に「この地に埋葬せよ」と自ら選んだ地に、政宗の没翌年に2代目藩主の忠宗がこの瑞鳳殿を建立しました。

この場所には瑞鳳殿の他にも、2代目藩主・忠宗を祀る「感仙殿」や3代目藩主・綱宗の「善応殿」などの歴史ある建造物をはじめ、瑞鳳殿の施設の一部であった御供所を再建して作った資料館もあります。

瑞鳳殿資料館では、発掘調査の模様を映像にして上映している他、遺骨調査資料・副葬品、また遺骨を調査して精密に復元された3人の藩主の容貌像が展示・解説されています。

仙台市博物館

仙台城三の丸跡地にある仙台市博物館は、宮城県や仙台市、特に仙台藩についての資料が豊富に所蔵されています。

常設展のほか、特別展や企画展なども行われており、何度訪れても楽しめるようになっています。

その所蔵展示品の中でも特に、国宝に指定されている慶長遣欧使節に関する史料は一見の価値がある貴重なものです。

仙台市博物館には、解説ボランティアサービスの方がおられて丁寧に解説して下さり、また体験型のキッズミュージアムもあって家族で楽しめる博物館となっています。

仙台城址

残念ながら現在では仙台城は残っていませんが、有名な伊達政宗の騎馬像の脇に広がる、本丸・大広間の遺構から当時の城の規模をうかがうことができます。

仙台城址は市内を一望できる青葉山にあり、地元の人々も訪れるビュースポットで、政宗もこの地から仙台市街(城下)を眺めていたとされます。

日没後から23時までは政宗騎馬像がライトアップされており、その凛々しい姿も話題です。

敷地内にある青葉城資料展示館のシアターでは、コンピューターグラフィックスで仙台城を再現しており、それを伊達政宗が案内するというユニークな演出が人気を集めています。

また、平成18年に作られた仙台城見分館も人気のスポットで、館内では仙台藩の儀式や政務を執行した本丸・大広間関連の資料を中心に、仙台城について分かりやすく展示・解説されています。

大広間の50分の1の復元模型や、藩主が座った上段の間の一部を原寸大で再現したものなどもあり、興味深いガイダンス施設となっています。

大崎八幡宮

国宝・大崎八幡宮は慶長12年(1607年)に、仙台総鎮守として伊達政宗が創建した神社です。

大崎八幡宮は、正宗が家臣や仙台城下に暮らす人々の幸せを願って開かれた神社とされ、現在でも厄除け・除災招福・必勝・安産を祈願する人々が多数訪れています。

仙台に本拠地を置くプロスポーツチームは、毎年シーズン開幕前に必勝祈願をしに訪れ、絵馬を奉納されています。

御社殿は絢爛豪華な桃山建築の傑作と謳われており、創建の際には政宗の命によって全国の当代随一の巨匠を集めて造られました。

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