伊達政宗ゆかりの地として有名な宮城県には、パワースポットが多数あります。
今回はその中でもはずせないパワースポットと、それ以上に興味深い政宗が築いたパワースポットについてご紹介していきます。
宮城県にある政宗ゆかりのパワースポット4選
まず、伊達政宗の御霊が眠る「瑞鳳殿」。
瑞鳳殿にお参りをすると、強大なパワーによってやる気が起こり、仕事運が上昇するとされており、宮城県内でも特に人気のあるパワースポットとなっています。
そして民謡「斎太郎節」にも歌われている「瑞巌寺」も伊達家とは縁が深いお寺です。
瑞巌寺には霊場として石碑や観音様などが置かれている多くの天然洞窟もあり、商売繁盛や交通安全、そして安産祈願など多岐にわたるご利益があるパワースポットとして知られています。
海にまつわるご利益のある「鹽竈神社(しおがまじんじゃ)」も、鹽(塩)=海ということで、海上での安全を祈願するパワースポットして有名です。
塩釜市は宮城県そして日本でも有数の漁港がある港町ですので、鹽竈神社には海上の安全祈願のために漁業従事者などの参拝者が多く訪れています。
また、この鹽竈神社は、勝負運や縁結びなどにもご利益があるとされており、運気をアップさせたい方たちにも有名なパワースポットとなっています。
そして、金運アップで知られている「黄金山神社」は、石巻市の沖に浮かぶ金華山にある神社です。
金華山全体が黄金山神社の神域となっており、金華山の鹿は神の使いとして保護されています。
この金華山の人口は5人、全員が神職に携わっておられ一般の居住者はいません。
この神社には「3年続けてお参りすれば、一生お金に困らない」という言い伝えがあり、お金に関する商売繁盛や招福祈願にご利益があると言われています。
仙台は伊達政宗が作ったパワースポット?!
仙台は伊達政宗が命名した街ですが、その仙台の街の中に大きな六芒星にそって神社が建てられているという説があります。
青葉城本丸付近の護国神社・榴岡天満宮・青葉神社・大崎八幡宮・仙台東照宮、そして愛宕神社。
これらを結ぶと、三角形を二つ合わせて作られた六芒星(ヘキサグラム)になるのです。
この六芒星が仙台の街全体を守護している、ということになるのです。
また更に、政宗の御霊屋・瑞鳳殿もまた結界の役目を持つのですが、仙台城・瑞鳳殿・大崎八幡宮・東照宮・国分寺を線で結ぶと五角形の五芒星になり、こちらも政宗の意志が込められてるのではないかとも言われています。
当時の戦国武将たちは、そういった神がかり的なものを重要視して城などの建造物の方位を決定したケースが多くみられます。
この説の信憑性に関しての史料はありませんが、伊達政宗が自分の墓所を自分で選んで決定したことなどを考え合わせると、あながちこじつけだとは言い切れない興味深い説です。